何故なら、システムを使う効果を実感しながら、少しずつプログラムを改良していけるからです。
すると良いフィードバックが生まれます。
フィードバックとは、ある結果を原因側に戻すことで、原因側を調整する仕組みです。生物や電気回路でよく出てくる言葉です。
作成したプログラムを、実際に仕事に使ってみて、改良することで、どんどん良いシステムになります。
あなた自身でシステムを改良できることが、プログラミングを習得するメリットの一つでもあります。
自分で改良できれば、費用はかからないし、思い付いた時に即実行できます。
作成するシステムのテーマは、何でも良いのですが、私が最近一番おすすめしているのは、「メール送受信」のプログラムです。
メールソフト(メーラー)は、ビジネスでもプライベートでも、最もよく使われるソフトウェアです。
しかしほとんどの人が、既存のメールソフトしか使っていません。
実は既存のメールソフトでは、「メール送受信の可能性」のごく一部しか発揮していません。
メール送受信は、もっとビジネスに活用できる可能性があるのです。
それに他の人と同じツールを使っていては、似たような結果しか出せません。
ちょっと工夫するだけで、あなたなりのメールシステムが構築できます。
メールは「攻め」にも「守り」にも使える大事なツールです。
売上アップするために使ったり、受注データをデータベース化し、効率的に管理することにも使えます。
メールの使い方次第で、あなたのビジネスが変わるといっても過言ではありません。
そこで、VBAプログラミングの基礎から学べて、しかもビジネスにすぐ活用できる無料講座を用意しました。
・メール送信・受信プログラミング初心者入門
この講座では、システムを改良して、少しずつ良くしていくフィードバックの要素を取り入れています。
システム開発で、実際にどのように改良していけばよいか、その過程がわかるように工夫しました。
まずは以下の記事をご覧ください。
「Excelでこんなことが出来るんだー!」と思ってもらえれば幸いです。
・プログラムからメールを送受信できるようになるメリットとは?
・プログラムでメールを送受信した場合の活用例について。
・メール送受信の開発にAccessやExcelを使う理由について。
・Excelからメールを送信するプログラムの総まとめ。
・売上アップにも有効なステップメールとは?
以前にメールマガジンにも同じような内容を書きました。
・プログラミングで、メール送受信の可能性を一気に広げる方法。
メール送受信を学んでいく過程で、最終的にはデータベースの必要性を感じます。
受信したデータを保存したり、送信するデータを作成する時には、データベースの機能が便利だからです。
必要性を感じ、興味を持った段階で、Access や MySQL などのデータベースを学び始めるのもアリです。
人間は興味があるものを学ぶ時が、一番効率がいいからです。
もちろん最初にデータベースを学んでおく、従来の方法もアリです。基礎力が身に付くので、他のシステム開発への応用が楽になります。
データベースを学べば、メール送受信をより深く理解できるようになるでしょう。
結局は、どちらから先に学んでもかまいません。業務系のシステムでは、最終的なゴールは同じですから。