今やっている仕事の範囲でちょっとしたシステムを作ったり、趣味で週末にプログラミングする程度なら、独学でも十分プログラミングを習得できます。
しかし本職としてプログラマーになるには、それなりの訓練が必要です。一般的に経験者は就職しやすいのですが、未経験者がプログラマーになるには以下の方法があります。
(1)大学や専門学校で学ぶ
採用する会社側の立場で考えると、大学や専門学校は過去の卒業生の実績からレベルが掴みやすいということがあります。もし社内にその学校の卒業生がいれば、入社時にどの程度のスキルがあるのか予想しやすいのです。
(2)システム開発会社に入ってから学ぶ
年齢が若ければ、未経験者を社内で育ててくれる会社もあります。長い期間会社で働いてくれるなら、会社側も教育に投資しても十分採算がとれます。しかし20代後半や30代になると、この方法は厳しいかもしれません。
(3)民間のプログラミング講座を受講する
民間のプログラミング講座を受講する方法もあります。受講生のほとんどは社会人経験者で、再就職を目指していることが多いです。年齢は20代後半から30代。メリットは社会人としての常識が身に付いていることです。採用側としては、なるべく即戦力になるような人材を欲しがります。または入社して短期間で成長しそうな人材です。年齢的に長い目でみるというわけにはいきません。
(4)人材派遣会社に登録する
プログラマーとして働いた経験が無く、年齢が高い人は人材派遣会社に登録するのも手です。中には教育制度が充実している人材派遣会社もあります。
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(5)プログラマーとして独立する
プログラミングの能力や、営業に自信がある人は、自営業や会社を作ってシステム開発を行なう方法もあります。
予算や年齢など個人差があるので、どの方法が一番だとはいえませんが、働きながら学べる2か4が現実的かなと思います。
会社によって求めるスキルも様々です。「未経験者でも可」、「多少プログラミングができる方」、「開発の経験がある方」などです。
プログラミング未経験者でもあきらめずに挑戦してみましょう。