最近、人材派遣会社の斡旋で中国へ渡る若者が増えているそうです。給与は中国人とほぼ同じですが、仕事の後に中国語をタダで学べるそうです。
中国語を習得することでスキルアップし、次の職場で正社員への道をつかもうというものです。しかし残念なことに仕事の内容が、日本向けの電話応対業務なので、語学以外のスキルアップにはつながらないようです。
中国人向けのサービスに関わる仕事なら、スキルアップになると思いますが、せっかく中国にいるのにもったいないですね。
転職先を探している若者の面接も撮影していましたが、中国語ができるだけでは難しいようです。やはり1つのスキルだけでは、採用側からみると魅力が足りないのです。
もしあなたが今、再就職活動中だとしたらあと一つ何かが必要かもしれません。前職で何らかの専門知識があるならあともう一つです。外国語でもいいし、マーケティングなども面白いと思います。
手っ取り早く効果的なものの一つはプログラミングです。わざわざ外国まで行く必要もありません。パソコン1台あれば学ぶことができます。
コンピュータ業界でも年齢が若い方が就職には有利です。同じくらいの能力なら若い人が選ばれやすいというのが実情です。
しかし地方では人材不足のため、30代でもある程度のスキルとやる気があれば採用してくれます。地方で就職を望む人は「年齢に合った給与を」というような贅沢は言っていられませんから、そのへんも採用しやすい要因です。
つまり若い人と同じ給与でもいいのなら、地方では採用の可能性があるということです。そして数年頑張って経験者となれば次の転職はしやすくなります。
正社員の経験がない若者は、プログラミングのスキルで現在の状況を抜け出してみてはどうでしょうか。
現在正社員の人も余裕のあるうちに、何かスキルアップしておいたほうが安心です。