いくつかのミスを頭に入れておく、防ぐだけで、プログラミングの学習が、とてもスムーズ(円滑)に進められます。
私は多くの人にプログラミングを教えてきましたが、
質問を調べてみたら、結局は単純なミスだったということが多いです。
(1)スペルミス
プログラミング言語の予約語や変数名、関数名のミスが多いです。
例 ○print ×plint
または文字の順番が違うとか。
(2)半角と全角の間違い
プログラミング言語では、半角と全角は、明確に区別されます。
特に半角スペースと、全角スペースの間違いは、気付き難いです。
全角の空白は、文字列の中だけで使われます。
例 "プログラミング 面白い"
その他は、全て半角スペースになるはずです。
半角と全角を区別して表示できるテキストエディタを使うと、このようなミスが防げます。
(3)最初からアレンジしてしまう
これはプログラミング初心者より、ちょっと慣れた人に多いかもしれません。
初心者と中級者の間くらいの人にありがち。
まったくの初心者は、マニュアルの手順通りに進めてくれるので、意外とミスが少ないです。
でもちょっとプログラミングに慣れてくると、「自分は大丈夫だ」と、マニュアルの手順通りに進まず、最初からアレンジを加えてしまうことがあります。
何事でもそうですが、「守破離」という考え方があります。
最初は、教えをそのまま身に付けることが、結局は上達の近道です。
アレンジを加えるのは、基本を身に付けてからでも遅くありません。
天才以外は。
普通の人は、マニュアルの手順通りに進めることをおすすめします。
他にもこんなミスがありました。
プログラムのファイル名、拡張子が違うなど。
プログラムが動かないと、つい内容だけをチェックしてしまいがちですが、ファイル名自体が違うと、もちろん動きません。
プログラムの中で読み込まれないからです。
また、人によってよく間違いやすいパターンもあるので、
どんな時に自分がミスしやすいのか、把握しておくと、バグが出た時に、素早く解決できます。