実はたった1秒で、プログラマーになる方法があります。
本当にたった1秒しかかかりません。
それは・・・
今すぐに「私はプログラマーである」と決心することです。
そしてあなたの周囲の人に「プログラマーであることを宣言する」と、もっと効果的です。
「な~んだ」と思うかもしれませんが、これはとても大切なことなのです。
もちろん本物(プロ)のプログラマーになるのは、1秒では無理です。
でもプチプログラマーになら、確実に1秒でなれます。
プチプログラマーとは、「プチ + プログラマー」のことです。
これは「プチクリ」という本を参考にさせていただいた考え方です。
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近所の大学の図書館で、プログラミング関連の本を探しているときに、後ろの棚にたまたまありました。
私の住んでいる地域では、大学の図書館を市民が利用できます。
本のサブタイトル「好き=才能!」を見て、おもわず手に取り読んでしまいました。
直感でプログラミングとも接点がありそうな気がしたからです。
プログラミングも創造的な作業ですし。
この本の著者の岡田斗司夫さんは、あのレコーディング・ダイエットでも有名な方です。
まず、プチクリとは、プチ(小さい)クリエーター(クリエイター)の略です。
プチクリは、プロフェッショナル(本職、専門家)と、アマチュアの中間的な位置付けです。
プロはお金をもらって仕事をします。
アマチュアの多くは、趣味の範囲です。お金のためには作っていません。
プチクリは、もっと自由です。
無料だったり、ボランティアでもいいし、お金をもらってもかまいません。
またプチクリは、何かを作り出す楽しさを知っている人で、他の人に作品を見てもらう(発表する)ことに喜びを感じます。
プチクリは、プロほど堅苦しくなく、かといってアマチュアでもありません。
好きなことを気軽に小さく始めることができ、もしかしたらお金を稼げるイメージが、プチクリです。
この考え方は、プログラミングにも向いていると思いませんか?
プチクリで大切なのは、まず「私は○○であると決心する」、「宣言すること」だと言うようなことを、著者は書いています。
「○○だ」と名乗るわけです。
普通、何かを目指す場合、勉強してから何者かになる順番です。
大多数の人は、何者かになるために、専門学校や大学に進学し、学びます。
でもプチクリでは、目的である何者かになった後に、必要なら勉強して知識や技術を習得します。
まさに逆転の発想なのですが、これが大事です。
本物のプログラマーだって、新しいプログラミング言語や新しい技術は、プログラマーになった後にも学んでいるのですから、結局は同じことです。
プロは新しい事がわからないからと言って、仕事を投げ出すことはできません。
研修や、時には独学してでも、スキルアップする必要があります。
だからプログラマーになった後に学ぶ点では、プロでもプチでも同じなのです。
それにプログラマーになるのに国家試験はありません。
もちろんIT、情報処理、プログラミング、データベースに関する資格は、いくつもあります。
でも資格が必須というわけではないのです。
だから宣言するだけで、あなたはすぐにプログラマーになれます。
プログラマーになることを決心するだけなら、1秒もかかりません。
周りに宣言するのも、たった数秒で済みます。
プログラマーになると宣言するのは、退路を断つという意味もあります。
ビッグマウス(大口を叩く)したからには、それなりに実力をつけないと、恥ずかしいですからね。
本物のプログラマーは、プログラミングすることで、お金をもらっているので、責任やノルマがあります。
プロは自分が作りたいものだけを作るわけにはいきません。それが仕事というものです。
しかしプチプログラマーは、自由で気楽です。
あなたが作りたい時に、作りたいものを作ればいいのです。
プチプログラマーから小さく始めて、本物のプログラマーやSE(システムエンジニア)になる道もあります。
反対に本物のプログラマーが、気楽なプチプログラマーに戻って、楽しいこと、やりたいことをプログラミングするのもありです。
プチプログラマーになって、あなた自身や、あなたの周辺の人のため、またはもっと広く世の中の人のためにプログラミングしてみるのも、楽しいですよ。
プチプログラマーなら、今の生活や仕事を変えずに、主婦やOL、学生、フリーターでも可能です。
小学生や中学生だって、プチプログラマーになら、なることができます。
インドのインターナショナルスクールは、小学生でもプログラミングが出来るので、年齢は関係ないことを証明しています。
プログラミングに興味がある(または好き)ということは、プログラミングの才能があるということです。
プチクリでは、これも大事な考え方です。
この講座の中でも前に書きましたが、
実は私も、まったくプログラミングが出来ない時(未経験)に、なんとシステム開発の依頼を受けたことがあります。
まず「やります!」と決心し、宣言してから、出来る方法を探したわけです。
無謀だと思われるかも知れませんが、実際にシステムは完成しました。
しかも官公庁向けのシステムで、何年間も運用された実績があります。
好評だったので、クチコミで他の都道府県からも問い合わせがありました。
メンテナンスの関係上、残念ながら遠方は無理でしたが。
そして現在、私はちゃんとプログラミングができるようになっています。
私はプチクリを知らない内から、似たようなことを、自然に行なっていたわけです。
ps:
プチクリの本が、楽天市場で売り切れの場合は、Amazonで探してみてください。
中古本がいくつか出品されています。
・Amazonでプチクリを探す
プログラミングに限らず、あなたの眠った才能を開花させられる可能性のある本なので、一度は読んでみることをおすすめします。
私はこの本で、プログラミング以外にも、多くの才能があることに気付きました。
誰でも才能は、無限にあるんですね。(笑)
おかげ様で今は、自分の中に眠る才能を、いくつでも、無限に思い付きます。
いろんな分野のプチクリを、楽しんでやっています。
例えば、プチ作家、プチ写真家、プチイラストレーターとか。
何かを作り出すことは、楽しいですよね。
それに今はインターネットのおかげで、気軽に作品を公開できるし、キャッシュポイントを作り出すことも、意外と簡単にできます。
趣味と実益を兼ねて、作品作りが出来る、恵まれた時代です。
もちろんこれからも、プログラミングには力を入れていきます。