現在は、パソコンを使って仕事をすることが、普通になっています。
パソコンの普及で、だいぶ仕事が効率化されてきました。
でも、プログラミングが出来れば、もっと自動化できる部分が、まだまだ沢山あります。
プログラミングが出来る出来ないかは、
ズバリ!「手作業かパソコンか」程の違いがあります。
「こんなこと出来ないかな?」と思った時に、
すぐ近くに、業務システムを試作できる人がいると、かなり重宝します。
社内でプログラミングの教育をすることは、とても効率の良い投資でもあります。
そこで今回は、プログラミングが出来る人材を、社内に一人は育てる方法について説明します。
プログラマーをわざわざ雇うのではなく、今いる社員や新入社員に、プログラミングを学んで、スキルアップしてもらうのがコツです。
普段は一般の社員と同じように働きます。
社内で要望が出たり、社員自身が必要だと感じた時に、すぐにプログラミングができる人材を育成しましょう。
つまり一般業務もできる「社内プログラマー」を育てます。
社員は既に業務については熟知しています。
あとは、プログラミングのノウハウさえ身に付ければ、鬼に金棒です。
(1)あなたが社員の場合
あなたが若手社員なら、自分自身が社内プログラマーになるのが一番です。
社内プログラマーに必要なのは、業務システムが作れることです。
そのために必要なプログラミングの知識や、データベースの知識は、当講座の「関連講座」で無料公開しています。
やる気さえあれば、誰でも無料でプログラミングを学ぶことができます。
今やっている仕事にプラスして、プログラミングのノウハウを身に付けると、付加価値になります。
プログラミングが出来ると、仕事の時間を短縮して効率化したり、ミスを減らすことができます。
また営業なら、プログラミングをマーケティング(集客、販売促進、分析)に活かせます。
企画なら、システム的にいくらでもアイデアを出せるようになります。
だからプログラミングを学ぶことに、部署は関係ありません。
(2)あなたが管理職の場合
もしあなたが中高年の管理職なら、部下にプログラミングを学んでもらうとよいでしょう。
もちろんあなた自身が、プログラミングできるようになることが一番ですが。
あなた自身がプログラミングできなくても、あなたのアイデアを形にできる部下がいれば良いわけです。
その場合は、すぐに会社を辞めない部下を、「2人以上」選ぶことです。
プログラミングの学習は、1人だと挫折しやすいです。
2人以上だと、お互いに教えあうことができるし、励ましあえます。
それに皆で楽しく学んだほうが、プログラミングの習得が速くなるからです。
また、誰かが会社を止めた時にも、社内プログラマーが複数いれば、システムが維持できるし、メンテナンスもできます。
1人だと、その人が辞めてしまうと、システムがメンテナンスできなくなる可能性もあるので、ご注意ください。
(3)あなたが経営者の場合
理想的には、全ての社員がプログラミングの知識を習得することです。
それが難しいなら、せめて社内や部署に一人のプログラマーを育成してはどうでしょうか?
社内にプログラミングができる人材が増えるということは、業務が効率化するということです。
最終的には、コスト削減、売上アップなどの効果が期待できます。
コストが削減できれば、商品価格にも反映できるので、あなたの会社の顧客にとってもメリットがあります。
プログラミングをマーケティングに活用すれば、売上アップも可能です。
きっと同業種との差別化や、競争力アップになるでしょう。
もし私がその会社の経営者なら、
新入社員の社員研修で、プログラミングとデータベースの基礎知識を必須にします。
プログラミングによって、新入社員の今後の生産性が向上することを考えると、一番効率的なスキルアップになるからです。
入社前に、自宅で学習してもらっても良いでしょう。
実際に経営者から、そのようなご相談を受けたことがあります。
新入社員なら、まだ会社に染まっていないので、「仕事はこんなものなんだ」と、抵抗感無く受け入れてくれます。
それに新入社員の視点から、会社の業務の無駄を見付けてくれるキッカケにもなります。
業務の無駄は、仕事に慣れてしまうと、なかなか気付かなくなります。
新入社員の視点というのは、けっこう大事なものなのです。
会社の宝だと思ってください。
既存の社員は、もちろん業務に詳しいので、プログラミングの知識を身に付けてもらえば、業務システムが自社開発できるようになります。
長期間で考えると、自社開発できるメリットは、相当な金額になります。
システムの修正や、機能追加もすぐにできます。
また、会社の業務に慣れている中堅以降の社員に、「プログラミングを学べ」と言っても抵抗があると思います。
そのため、社員のメリットになるような制度を、何か用意しておくとよいでしょう。
社内教育でプログラミングを学んでもらうのに、新たな投資は必要ありません。
この講座の関連講座で、無料公開しているからです。
経営者の判断として必要なのは、社員にプログラミングを学ばせる機会や、時間を作ってあげることです。
そして社員の努力を、適切に評価してあげることです。